スクールカウンセラーとの不登校対策

学校への行き渋りが始まったひなたですが、しばらくすると教室の中に入ることもままならなくなります。

朝、学校へお母さんと二人ででかけますが、しばらくすると二人揃って帰ってきます。

どうしたの？？と尋ねると、教室にも入れないから帰ってきたと言うのです。

えぇ～～！！なんで？！

思わず言ってしまいました。

例の女の子との仲直りは、先生も入ってくれてうまく収まったと思っていたのに、どうして？？という気分でした。

物事には必ず理由があるもので、不登校にも必ず理由があると思っていました。

これはきっと例の子以外にも誰かにいじめられているのでは？？と勘ぐりました。

しかし日向にどうしたのか聞いてみても、全く答えようとしません。

私たち親が日向を学校にいかせようとすればするほど、状況は悪くなるばかりでした。

日向に学校に行きたい理由を聞き、答えられなければ叱ってみたり、登校の途中で足を止める際には手を引っ張ってでも連れて行こうとしましたが全て逆効果です。

小学校ではスクールカウンセラーと言うカウンセリング専門の先生が常駐しています。

全国かどうかわかりませんがとりあえず東京都にはこういう先生が常駐しています。

困りに困った私たちは、このスクールカウンセラーさんに相談することにしました。

スクールカウンセラーの指導によると、まずは日向の意思を尊重すること。
学校に行きたくないときには無理をして来なくても良いと言うこと。
学校に来られそうなら放課後でも構わないから、1日に少しの間だけでも学校に来られるように、叱らずに登校を促してほしいと言うものでした。

私たちはそんな甘やかすような対応で良いの？？　と懐疑的になりましたが、夫婦で話し合い、とりあえずはカウンセラーの先生の言う通りに対応していこうと決めました。

ひなたとひなたぼっこ