祖父母の無理解という問題
祖父母はなかなか理解してくれない
カウンセラーの指導により不登校対策を始めた私たちでしたが、私たちが最初に甘いと感じたように、祖父母にもその様子は甘いと感じるようで、なかなか理解を得るのは難しいようです。
一見ともすれば単に学校に行くのが嫌で、勉強が嫌いで、めんどくさいから学校に行かないように見えるわけです。
無理もありません、親である当事者ですらこれでいいのかなあと半信半疑になりながらなのですから、昭和初期生まれの祖父母から見たら、何を甘いことやってるんだと思われても仕方ありません。
体罰が許された時代じゃない
祖父母からすると、学校に行かないなら叩いて引っ張ってでも学校に連れて行くんだ!!と言うわけです。
まぁそうですよね昭和の初期の頃ならばそういう光景も珍しくはなかったと思います。
う~~ん、言いたい事はよくわかるんですよ。
ただ、、、今は平成です、体罰なんてもってのほか、教師だってちょっとでも叩こうものなら、大問題になる時代です。
子供は褒めて育てましょうという時代ですから、カウンセラーの先生の言う通り、息子の意思を尊重して、学校に行こうと自分から思うことが大事なんですね。
褒められるところは褒める
学校に行けないことを本当は苦しんでいるのだから、行こうと思って努力したことを褒めてあげる。
これが大切なんだそうです。
できなかったことができたことを褒める、1日学校にいられなかったことを嘆くのではなく、少しでも学校に行けたことを喜んで褒める。
少しでも、どんな小さなことでも褒めることがあったら褒めてあげて欲しい。
カウンセラーはそうやって私たちに指導してくれましたが、これがなかなか難しい。
けなすこと叱ることはいくらだってできるのに、なぜか褒めようと思うと褒めるところがなかなか見つかず困ってしまいます。
極力良かったところは褒める。 実践あるのみ、慣れるより慣れろです。